2009/11/16
Monday

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2006/11/18
Saturday
23:28

『適当な』預金金利の相場観。

ゼロ金利解除で、預金金利が上昇することを庶民は学んだ。

 ここ10年間、ほぼ低利で据え置かれてきていた預金金利が上昇に転じています。
 ボクが銀行に入った頃(っても2年半前)は低利も低利。
 金利なんて「お情け」程度のモノだったことから考えれば、すごくビックリなこと。
 いやー、金利が上がる時代を体験できるんだなとワクワクしています。

しかし、よく考えてみるとそこまで預金金利って上がるもん?

 注:ここで言う預金金利は定期預金のことです。
 期間が長期にわたればわたるほど金利は上昇するというのは預金も債券も同じですね。
 ただ、期間が倍になれば金利も倍になるというのは、間違い。
 これは分かりますよね?
 長期になれば「グッ」と急上昇する曲線カーブを描くのが普通。(縦軸:金利、横軸:期間)
  
 と、言うことは短期(1年物、3年物)の金利の金利が上昇するには、
 同時に長期(10年物以上)の金利が「めっちゃ上昇」しないとダメ。
 その10年物金利を決定しているのが、10年国債の金利。
 国債って国の借金でしょ?
 それが仮に1%上昇するとすると、国の赤字国債が700兆円だから負担が1兆円増加するわけです。
 そんな、アホな決定がなされるとはとても思えない。
 (それなら同時にインフレターゲットをしないと、国が破綻する…。)
 つまり、短期金利が1%台に乗ってくるとは到底思えないってこと。

 なので、言うほど預金金利は上昇しないとボクは思うわけです。
 これから「預金金利は上昇するから」なんてのは、
 ウソじゃないけど、あなたが思っている程ではないよってのが真実になると思います。
 個人的な感覚(相場観)で言うと、短期預金金利は0.2〜0.5%ぐらいに軟着陸するんじゃないかな。
 いろいろ「キャンペーン金利」ってあると思うけど、あくまで一時的なもの。
 結局、落ち着くところに落ち着くってのがボクの予想。
 増やしたい人は『定期預金』なんかに預けず、他の運用先を考えましょうね。
alphonse3to4 | 金融 | comments(0) | trackbacks(3)
2006/07/28
Friday
23:58

金利あがるんですよね、借りるのも貸すのも。

量的緩和、ゼロ金利解除が銀行の収益を圧迫する。

 銀行サイドのお話をしましょう。

 ゼロ金利政策とは、簡単に言えば…
 超短期の銀行間の資金の貸借りの金利を実質ゼロに近づける政策。
 銀行が資金を借りられなくて倒産するというようなリスクはなくなりました。
 これは国が金融機関保護のために作ったルールでした。
 ある時期、銀行が倒産するなんて…と政府と日銀がビビッたんですね。
 その結果、銀行は世の批判の中、ぬるま湯に放り込まれたわけです。
 簡単に資金調達できるんですから、いい世の中になったもんだと、高笑いしたそうな。

 企業はせっせとコストダウンで世界と互して戦う力を蓄えている間、
 銀行は低金利(調達コストが低いから金利の安売りができる)で
 貸出競争(狂騒)を繰り広げるという、棚からぼた餅のような商売をしました。
 一方で貸しはがしと言われる無能な与信判断のツケを会社に押しつけました。
 そしてバタバタと会社を簡単に倒産させる銀行がいたのは事実だと思います。
 マジこんな状況下にあることも知らず、就職してしまった…。
 やはり、業界研究と将来予測はちゃんとしないとダメだな(>_<)
 別に後悔はしないですよ(笑)
 
 大手行や超優良地銀と互して戦っていくには、体力が必要。
 だって、金利競争で負ける。
 あと死にものぐるいの崖っぷち金融機関も正直コワイ。
 貸出金増強のためには低金利、もはやダンピングじゃーねーの?
 と疑う金利で勝負をかけてくる。
 そうなると金利だけでは勝負にはならない。
 銀行員がせっせと低金利でお金を運んでくるんだとよって陰で言われてます。
  
 ふざけんなぁ〜!!!

 ことは単純ではなく、世の中金利あげますよって言ってますけど
 金利を上げると言うことは、めっちゃ大変なことなんですよ。
 
 預金金利が上がる→銀行は利子支払いの負担増で苦しい。
 低金利に味を占めた会社→銀行に低金利での調達を強いる。
 でも銀行の調達金利が上がるのは決まっているので、
 現状維持の貸出金利でも銀行は収益を圧迫させられるんですよ。 
 なんか、給与が下がっていく感じがするな…。 
 大丈夫でしょうか、銀行(^_^;)在籍している俺が言うなって?
alphonse3to4 | 金融 | comments(0) | trackbacks(0)

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