ウイスキーはあんまり飲んだことないし、知識もない。だから、知りたい。
大学時代に
大分県日田市にあるサッポロのビール工場に行って以来、工場見学してないです。
久しぶりにどこかの工場見学に行ってみたいという衝動に駆られました。
結構、楽しめるものなんですよ「工場見学」って(*^_^*)
そこで注目したのが
SUNTORYの「山崎蒸留所」です!
山崎蒸留所は、1923年に開設された、日本初のウイスキー蒸留所です。
(アクセスはJR京都駅〜JR山崎駅(約15分)、JR山崎駅から徒歩約10分)
これだけで興味が湧いてきませんか?
ウイスキーの魅力、美味しさ、歴史を探しにくには、最高の場所かな。
1923年、サントリー(当時は寿屋)の鳥居信治郎はイギリスでスコッチウィスキーを学んだ
「
竹鶴政孝」を招き、日本にウイスキーをと山崎に蒸留所を造りました。
ここで1929年に生まれた日本初のウイスキーが「白札」というボトル。
…実は、全然受け入れられなかったんですね。
舶来盲信な日本の風土、独特の香りが受けいられなかった理由だそう。
山崎蒸留所の初代工場長である竹鶴は10年という鳥居との約束を経て、退社。
彼は北海道余市に「
大日本果汁株式会社(のちのニッカ)」を設立し、独自のウイスキーを求める。
一方で、鳥居は日本人に受け入れられるウイスキーをさらに求めた。
そして、1937年(昭和12年)、ついにひとつの香味が花開く。
彼が山崎に蒸留所を造って12年の歳月を経て生まれたのが12年もの『角瓶』だった。
時代を超えていまなお愛されつづけている『角』。
この一瓶がついに日本人の舌を捉えた。
ボトルデザインでは寿屋の井上木它(いのうえぼくだ)が日本で縁起がいいとされる
亀をモチーフに亀甲文様を取り入れた。
カットの参考にしたのが江戸時代に日本初のカットグラスを作った
薩摩切子の技法。
日本人が求める味、デザインがサントリーの「角」には詰まっている。
オジサンのお酒、ウイスキーを見直すきっかけになったでしょうか?
少なくともボクはウイスキーに対する見方が変わりました。
ウイスキーにはいろんな楽しみ方がある。切り口を変えると、いろんな顔を見せる。
味も、歴史も、思い出も。
それがお酒の「楽しみ」である気がします。
読んでみてください「サントリー山崎蒸留所 Blog」